こんなところで大活躍|暑さ・雨除けに便利な上屋テントの使用目的や事例を紹介

暑さ・雨除けに便利な上屋テントの使用目的や事例を紹介

はじめに

工場や倉庫では、屋外作業スペースの環境改善が生産性向上に影響する重要な課題といえます。安定して事業を継続するため、雨天時のイレギュラーな対応や作業中断、商品の品質低下、夏季の熱中症といった屋外で考えられるリスクはできるだけ対策しておきたいところです。

今回ご紹介するのは、屋外作業スペースの環境改善におすすめのソリューションである上屋テントです。上屋テントは鉄骨フレームの屋根に膜材を張った構造物であり、一般的な建物と比べて短工期・低コストで設置できます。雨、暑さ、紫外線などの対策として非常に有効なので、多くの工場・倉庫で取り入れられています。上屋テントの使用目的や具体的な活躍シーンについて解説しますので、ぜひご覧になってみてください。

上屋テントを設置する目的とは

上屋テントを設置する目的は、以下の3つが代表的です。

  • 雨除け
  • 暑さ除け(熱中症対策)
  • 紫外線避け

特に多いのが「雨除け」を目的とした導入例です。雨天時に通常のオペレーションを実行できないと納期遅延の可能性が高まってしまうため、雨除けの屋根を設置することで安定した事業運営を目指しています。雨天時の荷捌き作業やトラック待機の長時間化を防げるので生産性向上にも役立ちます。

また、近年の厳しい猛暑に対策するため、直射日光を防ぐ暑さ除けとして活用するシーンも増えています。2025年6月から熱中症対策が義務化されたこともあり、手軽に屋根を設置して作業スペースの暑さを和らげられる上屋テントは注目のソリューションのひとつです。

紫外線対策は商品の品質確保において重要な役割を果たします。変色や色褪せのほか、食品の腐敗や化学製品の劣化を遅らせることができます。

雨除けで上屋テントが活躍するシーン

まずは最も需要の高い雨除けを目的とする上屋テントの使い方をみてみましょう。

資材置き場・荷捌き場

商品を保管したり移動させたりする資材置き場や荷捌き場では、雨天時に養生などのイレギュラーな作業が発生すると作業遅延の可能性が高まります。雨が続く梅雨の時期や、大雨・強風が発生する台風シーズンにおいてはその影響は無視できないものとなるでしょう。

上屋テントは少ない柱で大きなスペースに屋根を架けることができます。人や車両の移動を妨げることがないため、作業性はそのままに安定した作業環境を用意できるのがメリットです。商品が雨に濡れないので品質向上にも貢献します。

施設間通路

上屋テントは、施設間通路に雨除けの屋根を設置するのにもおすすめです。軽量な構造物なので比較的小さい基礎で支えることができ、狭いスペースや隣接建物が近い場所にも設置できます。雨天時の移動がストレスフリーになりますし、転倒事故を減らせるため安全性向上にも繋がります。

従業員・社用車の駐車場

従業員に使いやすい駐車場を提供したり、雨天でも社用車のメンテナンスができるスペースを用意したりするため、駐車場に屋根を設置する需要も少なくありません。小さいスペースであればカーポートで対応できますが、大きい屋根付き駐車場を用意したい場合は上屋テントがおすすめです。

暑さ除け(熱中症対策)で上屋テントが活躍するシーン

年々猛暑が過酷になっていることを受け、暑さ除けとして上屋テントを設置する事例が増えています。上屋テントに取り付ける膜材料は高い反射率を有し、特に白色系の膜は優れた日射遮蔽・日射蓄熱低減性能を期待できます。夏場の熱中症リスクや生産性低下を抑えるため、導入を検討してみましょう。

荷捌き場

荷捌き場での荷役作業は、トラックからの積み下ろしやフォークリフトでの運搬など、体力を使う作業が中心です。直射日光の下での長時間作業は作業員の体力を大きく消耗させ、熱中症リスクを高めてしまいます。熱中症リスクを下げるには、暑さ指数(WBGT)を下げることが大切です。有効な対策として屋根の設置や通風の確保が挙げられ、直射日光を遮りながら風を通せる上屋テントはぴったりのソリューションといえます。

屋根を設置して夏場でも働きやすい環境を提供することで作業員の満足度を向上させ、エンゲージメントを高めましょう。

トラックヤード

トラックヤードは大型車両が頻繁に出入りする場所であり、熱がこもりやすいスペースといえます。ドライバーや荷役作業員の安全を確保するには、日陰で作業・待機できるトラックヤードを用意するのが効果的です。

上屋テントは柱が少ないため車両が移動しやすく、壁がないので良好な視野を確保できます。そのため、接触事故のリスクを高めずに熱中症対策が可能です。屋根の下でウイング車が自由に開閉できる高さの上屋テントも建てられるため、メーカーに相談しながら事業計画にぴったりの上屋テントを計画しましょう。

紫外線除けで上屋テントが活躍するシーン

上屋テントに使用される膜材料は、種類によっては最大で95%の紫外線カット率を有します。紫外線による商品の劣化が懸念される場合は、紫外線カット率が高い膜材料を選定することが大切です。

特殊製品の仮置き場

変色・色褪せする商品や、食品・化学製品といった紫外線に敏感な商品は、紫外線が強い屋外に置いていると短時間でも劣化してしまう可能性があります。一時保管する仮置き場においても紫外線対策を施したいところです。

屋外に仮置き場を設置する場合は、紫外線カット率が高い膜材料を使用した上屋テントがおすすめです。保管物や機械を雨や紫外線から守れる環境を整えることで、品質向上や取引先からの信頼性向上に繋げることができます。

ストラクトの上屋テントの事例

上屋テントは非常に柔軟性の高いソリューションであり、上記でご紹介した以外にもさまざまな使い方が考えられます。ここではストラクトの上屋テントのちょっと特殊な事例をご紹介します。

水素供給設備(雨・暑さ除け)

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水素供給設備 上屋テント新設工事

水素ステーションを扱う事業者は限定的ですが、大型トレーラーが作業・待機できる屋根付きのスペースを用意したい場合に有効なソリューションであることがよくわかる事例です。さまざまな工場・倉庫で雨除け・暑さ除けとして活躍しています。

こちらは水素エネルギー事業の拠点として、上屋テントを計画した事例です。上屋テントは高さを確保できるため、タンクを積んだ大型トレーラーが自由に出入りできます。天候に左右されずに水素ガスを補給でき、安定した事業継続を実現しています。

子ども用プレイスペース(雨・暑さ除け)

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福井市中央公園

福井城址の本丸に隣接し、子どもが遊びながら歴史を学べる福井市中央公園に屋根を設置した事例です。城郭の中心部に遊戯広場を設けるという全国的にも珍しい計画を鑑み、膜構造物の柔らかい表情を生かし、子どもが親しみやすく感じる空間を実現しています。

近年は熱中症対策のため、屋根付きのクーリングスポットを事業所内に設置する事例が増えています。膜材料は優しい素材感や透光性の高さにより、休憩スペースにぴったりの柔らかい空間を実現可能です。作業員の満足度を上げるため、シンボリックなクーリングスポットを用意してあげるのもよいかもしれませんね。

車両整備場(日・風除け)

ウェインズtoyota
車両整備場の日除け/風除け

こちらは上屋テントではありませんが、既存の庇を利用して日・風除けのカーテンを設置した事例です。カーテンを開ければ車両が自由に出入りでき、閉めれば高い日射遮蔽性能を期待できます。カーテンに芯材を取り付け、落としピンを設置することで耐風性を向上させています。

このような特殊なシーンに合わせたソリューションも提案できるため、ぜひお気軽にストラクトまでご相談ください。

おわりに

上屋テントは、雨、暑さ、紫外線などを防げる便利な構造物です。比較的手軽に設置できるため、荷捌き場やトラックヤード、仮置き場、施設間通路など、工場・倉庫のさまざまなシーンで活用されています。生産性向上、安全性確保、作業員の満足度向上など多くのメリットを期待できるので、屋外作業スペースの環境改善を考えている方はぜひ検討してみてください。

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