簡単設置!雨対策&大空間のシンプルな荷捌き屋根とは?
飲料メーカーB社 物流センターのケース
お客様の課題
- 屋根の下に入りきらない製品が雨に濡れて販売できないことがあった
- 屋根が低く、大型トラックが入庫できないことや、入庫できたとしても荷台のウイングを完全に開けないことがあった
- 屋根を支える柱が荷捌き場の動線の妨げとなっていた
上屋テントによる解決
- 上屋テントはシンプルな構造で軽量素材を用いるため、短納期・低コストで設置できた
- 自由設計のため、形状や柱の位置などに融通が利いた
- 土地の広さを生かした、デッドスペースを生まない設計が可能だった
- 壁面が不要で高さ13mまで対応できるので、大型トラックの乗り入れがしやすく、荷台のウイングを容易に開くことができた
背景
事業拡大が進んだことで、物流センター建設当初の想定よりも多くの製品の積み下ろしが発生し、その対応に追われているB社。中でも作業のメインとなる荷捌き場は、屋根のあるスペースに限りがあるため、さまざまな弊害が生じていた。
課題
物流量増加のため、既存の屋根付き荷捌き場では対応しきれない…
B社の物流センターは、数年前に屋根付きの荷捌き場を併設して建てられました。近年は取り扱う製品が増えたこともあり、いくつかの問題が生じていたと物流センター長のS氏は語ります。
屋根の部の範囲が狭く、荷下ろしした製品が屋根の下に入りきらないことがありました。雨天時には製品をシートでくるむなどの対策はしていましたが、濡れてしまって販売できなくなるケースも発生していました
加えて、屋根が低いために荷捌き場に大型トラックが入庫できないことや、仮に入庫できたとしても荷台のウイングが上がりきらず、完全には開けないことがあったといいます。さらには、屋根を支える柱が一定間隔に配置されているため、トラックの停車位置や荷物の移動経路が制限されるなど、荷捌き場の動線の妨げとなっていたのです。
作業員たちからも、こうした荷捌き場の問題点は指摘されていて、改築や建て替えはできないのかという声が上がっていました
しかし、新たに屋根付きの荷捌き場を建設しようにも、その期間の物流センター代替地を見つけることは容易ではありませんでした。そのため、S氏は課題を認識していたものの、なかなか建て替えに踏み切れずにいたのです。
そうこうするうちに、この状況に業を煮やした上層部からも早急な対応を求められるようになり、S氏は解決策を求めて、日々頭を悩ませていました。
解決
広い屋根付きの荷捌き場を短期間・低コストで実現する上屋テントの可能性
S氏は解決のヒントを求めて展示会を訪れました。配布物の中からストラクトの「上屋テント」が紹介された資料を見つけ、このテントを荷捌き場に活用できるのではないかと考え、急いでストラクトに問い合わせました。
営業担当によると、上屋テントは構造計算が必要となるもののシンプルな構造であり、軽量素材を用いるため、短納期かつ低コストで設置が可能とのことでした。また、土地の状況に合わせて個別に設計をするため、形状や柱の位置などの融通が利き、土地のデッドスペースを生まないとの説明もありました。
さらには、壁面が不要で高さ13mまで対応できるため、広々としたスペースを確保できることも分かりました。これなら大型トラックの乗り入れがしやすく、荷台のウイングも容易に開くことができると、目の前がどんどん明るくなっていくのを感じましたね
また、テントの耐久性についても、劣化や破損時のメンテナンス対応が充実していることが分かりました。安心感を覚えたS氏は、詳細を上層部に報告。上屋テントの設置は快諾され、B社はストラクトへ施工を依頼しました。
上屋テントの荷捌き場が完成してからは、B社の物流センターは活気を帯びるようになりました。広々とした屋根のある空間を確保できたことで、荷物の積み下ろしがスムーズだと現場の作業員からも好評を得ています。
現在、B社ではさらなる物流強化に努めています。近隣に遊休地を見つけ、新たな上屋テントの荷捌き場設置を計画中です。