重量物や長物の保管効率化アップ!


柔軟な活用ができる伸縮式テント倉庫とは?

鉄筋工事業のA社のケース

お客様の課題

  • 工場内で組み立てた鉄筋を雨ざらしにしない保管場所が欲しかった
  • 一方で、クレーンを用いて吊り上げる形で搬出したいとも考えていた
  • 事業拡大のために鉄筋保管スペースを拡大する必要があった

伸縮式テント倉庫を利用した課題解決

  • 伸縮式テント倉庫は屋外環境と屋内環境をフレキシブルに変更できるため、天候に応じて保管場所に屋根を作ることができた
  • 伸縮式テント倉庫を活用して、鉄筋を屋内に保管しつつ、クレーンで搬出できるようになった
  • 迅速・安価に設置できたため、事業拡大の機会に遅滞なく対応できた

背景

鉄筋工事業を営むA社は、公共建造物やレジデンスに使用される鉄筋の組立・切断・販売・施工を実施しています。重量と長さのある鉄筋を各種の建設現場に迅速かつ柔軟に提供する同社は、どのように伸縮式テント倉庫を活用しているのでしょうか。今回は、ストラクトの伸縮式テント倉庫を選んだ理由や活用方法を詳しく伺いました。

課題

鉄筋の保管場所の拡大とスペースの有効活用の両立が課題

本事例で紹介するA社は、次のような会社です。

事業内容鉄筋の組立・切断・販売・施工
本社所在地東京都
従業員数約50名

A社は、建設に使用される鉄筋を加工し、販売から施工までのサービスをワンストップで提供しています。本社の敷地には、鉄筋の加工から保管までを行う工場もありますが、スペースを有効活用する観点でいくつかの課題があったと工場長のT氏 は語ります。

T氏

今後の事業拡大に向けて、現在の敷地を有効活用し、さらに多くの鉄筋を保管したいと考えていました。現在は工場内の保管場所にトラックが走る通路を作り、鉄筋を搬入出していますが、特に長尺の鉄筋の移動効率が悪く、作業者の安全確保の観点でも問題があります。そのため、クレーンを用いた搬入出に切り替えることで、通路のスペースが不要になり、安全性の高い作業環境を実現できると考えました。 このようなクレーンの活用も含めて、現在の敷地内でスペースを有効活用し、事業拡大に備える体制を構築することが急務でした

これらの課題を解決するために、A社は敷地内に新しく倉庫を建設することを決定しました。

解決

在来倉庫と比較して、フレキシブルに利用できる伸縮式テント倉庫を発見

新しい倉庫を建設するうえで、A社はまず在来倉庫やシステム倉庫を検討しました。在来倉庫やシステム倉庫は頑丈ですが、内部でクレーンを使えるものを建設すると莫大なコストがかかり、場所も取ります。A社の現在の敷地内に大規模な倉庫を建てるのは現実的な選択肢ではありませんでした。T氏は、クレーンによる鉄筋の搬入出を限られた敷地で実現する手段を見出だせず、頭を悩ませ続けました。

そうしたなかでT氏は、普段から取引のある配送業者から「伸縮式テント倉庫」の話を聞きます。配送業社の話では、別の会社に荷受けに行った際、倉庫本体がじゃばら状に伸縮するテント倉庫を目にしたとのことでした。

この話を聞いたT氏は、伸縮式テント倉庫を扱っている複数社に問い合わせ、商品の比較検討に着手しました。

T氏

配送業社の話を聞いてからインターネットで調べたところ、伸縮式テント倉庫は低コスト・短納期で設置でき、倉庫の開閉を利用してさまざまな用途に活用できるものとの印象を受けたので、弊社の課題解決の糸口になるのではないかと社内の期待も大きかったです

倉庫の設置・施工のみならず、建築確認申請と基礎工事までワンストップで対応できるストラクト

T氏は伸縮式テント倉庫を取り扱う複数の会社の担当者と打ち合わせを実施し、最終的にストラクトの倉庫を選んでいます。その理由を、T氏に伺いました。

T氏

伸縮式テント倉庫は弊社としても新しく利用するものであり、倉庫自体の細かな差異はあまり気にしていませんでした。そうしたなかでストラクトを選んだ理由は、倉庫の設置・施工のみならず、建築確認申請や基礎工事までワンストップで対応してくれたためです。倉庫の設置までの全ての工程で窓口が1つになるため、弊社にて複数の窓口とのコミュニケーションを調整する必要がない点に魅力を感じました

また、伸縮式テント倉庫とクレーンを組み合わせた鉄筋の搬入出に関するコンサルティングがあった点も嬉しかったとT氏は述べています。

T氏

実は、はじめはより大きな倉庫の導入を検討していました。しかし、ストラクトの担当者から、伸縮式テント倉庫を利用する場合の保管方法や置き方についてアドバイスをいただき、当初よりも小さいサイズの倉庫で弊社の目的を達成できることが判明しました。最終的には建築コストも下がり、浮いた分の予算を事業成長のための設備強化に利用できた点は嬉しい誤算です

このようにストラクトの担当者と細かな点に関する打ち合わせを実施し、テントの耐久性、設置コスト、納期にも納得のうえ、ストラクトの伸縮式テント倉庫の導入を決定したといいます。

状況に合わせて、鉄筋保管場所・屋外作業スペースとして活用

A社の場合、企画・提案に1.5カ月、建築確認申請に0.5カ月、設置・施工に1.5カ月がかかり、導入の決定から3.5カ月で伸縮式テント倉庫を使える状態になりました。

A社は既存の工場の横に伸縮式テント倉庫を設置しています。そのため工場内で組み立てた鉄筋を伸縮式テント倉庫に移動させるときの距離が短く、作業効率がアップしたといいます。また、状況に応じてテントを開閉し、クレーンによる鉄筋の搬出ができるようになりました。さらに、保管量が少ない時期にはテントをたたみ、倉庫スペースを屋外の作業場として利用しているとのことです。

T氏

状況に応じて開閉できる倉庫の利用は初めてでしたが、思いのほか便利で驚いています。在来倉庫を建ててしまうと、そのスペースは倉庫以外に活用できなくなるため、弊社のように限られたスペースを有効活用したいと考える場合、伸縮式テント倉庫は適切な選択でした

T氏に、伸縮式テント倉庫の導入による成果をまとめていただきました。

伸縮式テント倉庫の導入による成果

  • 仮置場がなくなったことで組立・加工スペースが広がり、工場稼働率が上昇した
  • 空き地になっていた場所をフレキシブルかつ有効に活用できるようになった
  • 鉄筋を整理整頓した状態で保管でき、作業の安全性が確保でき敷地内の見栄えも良くなった

現在は伸縮式テント倉庫のスペースを、鉄筋の保管、組立・切断の作業スペース、通路などと、幅広く利用できているとのことでした。

さまざまな用途に活用できる伸縮式テント倉庫!


企画からアフターフォローまで万全の体制でお客様をサポートします

以上の通り、今回は伸縮式テント倉庫を導入したA社の事例を紹介しました。

伸縮式テント倉庫は低コスト・短納期で設置でき、状況に応じて開閉ができる点が大きな特徴です。そのため、資材等の保管場所のみならず、教育施設、医療施設、遊び場や憩いの場としての用途もあります。例えば、伸縮式テント倉庫をプールの上屋に利用することも可能です。

このように、アイデア次第で伸縮式テント倉庫はさまざまな課題を解決します。ストラクトでは、お客様の現状のヒアリング・倉庫活用の企画提案から、建築確認申請、基礎工事、設置・施工、アフターフォローまでワンストップで対応いたします。

また、コストや作業効率の観点から中長期的にメリットのある倉庫活用に関するコンサルティングも行っています。モノの保管を通してビジネスを効率化させたいと考えるお客様は、ぜひ当社にお問い合わせください。